みなさんこんにちは!
今回は目頭から頬に向けて走るゴルゴラインについてご紹介します。
頬周辺にできる線と言えば、ほうれい線が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
ほうれい線は、鼻の両脇から唇の両端に向けて伸びるラインのことです。
それに対して、ゴルゴラインとは、鼻筋と目の間にある目頭から頬の中心に向かって走る45度のラインを指します。
実はこのゴルゴラインはしわではありません。
頬の表情筋が衰えたり、肌の弾力が低下し筋肉がたるむと目の下周辺の脂肪が下垂し頬がくぼむことがあります
このくぼみがゴルゴラインと呼ばれていますが、由来は漫画に登場するゴルゴ13の顔にあるラインにそっくりだからです。
もちろん、これは通称であり、医学用語ではありません。
このような由来から、ゴルゴラインは男性ができるもの、女性にはできないのでは?
そんなイメージを持たれていた人も多いかもしれませんが、実際には男女ともにできる可能性があります。
ゴルゴラインと年齢の関係
ゴルゴラインについては、20代~50代と幅広い層の方が悩みを抱えてらっしゃいます。
ただ、ゴルゴラインの悩みを抱えているとは言え、すべての方が実際に特別ゴルゴラインの溝が深いというわけではありません。
20代の場合はまだ若いため、深いゴルゴラインができるケースは少ないですが、少しゴルゴラインの溝ができただけでもショックを受けてしまうものです。
30代くらいから目立ちはじめたと感じる人が増え、深いゴルゴラインに悩んでいるのは40代50代の方が多い傾向にあります。
ゴルゴラインの原因
ゴルゴラインの傾向としては、加齢を重ねるほど深くなっていきます。これはほうれい線と一緒ですね。
ほうれい線は、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンが減少し肌のハリ、弾力が失われてできるもの。
ゴルゴラインの場合は、表情筋など筋肉が衰え、たるみが生じることによりみられる症状です。
では、加齢と共に現れる傾向にあるゴルゴラインは60代、70代、それ以上の高齢者に必ずみられるものなのか?
というとそんなことはありません。
皮脂の分布、骨格も関係してくるため、そこには個人差が生まれますが、
例えば、欧米人のように頬の骨が平べったい形をしている場合はゴルゴラインが多くみられます。ところが、頬の骨が突出している人にはゴルゴラインは見られにくい傾向にあるのです。
このように、ゴルゴラインといえど、その人の骨格をはじめ、生活環境、体質、遺伝などによっても原因は少しずつ異なります。
ゴルゴラインになりやすい人
20代のころはゴルゴラインを確認することはできても筋膜がしっかりとしているためそこまで目立つものでもありません。
30歳を過ぎたことからそれが目立つようになります。
しかも、ゴルゴラインは一度深くできてしまうとそれを解消するのに一苦労。なかなか改善しない厄介なものであることは間違いありません。
では、ゴルゴラインができやすい人の傾向としては
1.目元の脂肪が少ない
2.クマができやすい
3.目が大きい
4.パソコンやスマホをよく見る
などが挙げられます。
パソコン、スマホなど、近いところでものを見る、字を読む傾向にある人は無意識のうちに目が疲れ、表情をつくろうとせず周辺の筋肉が衰える生活習慣を送っている可能性も考えられるのです。
また、姿勢の悪さや長時間 同じ姿勢での動画視聴も目元の血行を悪化させるためゴルゴラインを作る原因になりかねません。
では、ゴルゴラインとどのように付き合っていけばよいでしょうか?
ゴルゴラインの簡単な解消法
それではゴルゴラインを少しでも解消するために、自宅で出来る簡単なエクササイズやマッサージなどをご紹介したいと思います。
眼精疲労の予防
スマホ、PC、テレビを長時間みる行為は眼精疲労の原因になります。眼精疲労が起こると目元周辺の神経が疲労し、筋肉の硬直を起こします。
特に、20代の段階でゴルゴラインが出来る場合は眼精疲労が原因の一つとしても考えられます。
まずは、長時間のスマホやPCの閲覧、テレビの視聴時間の見直しだけでも効果は期待できるはずです。
マッサージ
1.筋肉をほぐす
中指、人差し指を使い頬を触るとわかると思いますが、比較的大きな筋肉があります。それを強めに押し込みほぐします。
2.マッサージ
押し込んだ位置から耳の方向へスライドさせるように、伸ばすようにマッサージします。
3.顔の上から下へ
顎から頬へ、両手を使い交互になでるようにして頬を引き上げます。
エクササイズ
1.ストレッチ
口を縦長に開き、上唇を前方に突き出します。
2.キープ
1.の状態を30秒間キープします。これを5回ほど行います。
ゴルゴラインの施術について
いかがでしたか?
こちらでは、ゴルゴラインの原因と自宅でも簡単にできる解消法についてお話ししました。
深いゴルゴラインとなると、
ストレッチやトレーニングではなかなか解消することが大変ですので、
お悩みの方はお気軽にお問い合わせ下さい。
「ダブロ」「サーマクール」などの医療機器での施術をはじめ、
治療方法については、一人一人の症状に合わせて選択する必要がありますので、まずは専門医にご相談ください。
当院のしわ・たるみ治療についてはこちらをご覧ください。
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