多汗症・わきが

多汗症・わきが

多汗症・わきが

夏はもちろん、冬でも暖房のきいた室内で汗じみができてしまう、といった多汗症でお悩みの方におすすめなのがボトックス注射です。
ボトックスはボツリヌス菌から抽出したたんぱく質の一種で、注射した部分の一時的な筋肉麻痺を起こします。この作用を利用して、汗を出すエクリン汗腺の活動を抑制し、汗を抑えるのです。汗を抑えることでニオイも抑えられます。効果は半年程度で、治療時間は5分程度ですみます。そのため、外科的手術で汗腺を取り除く、根本的な治療とは違い、手軽な方法として高い人気を誇っています。ただし、心理的な原因で汗をかきやすい方もいらっしゃるので、心療内科を優先して受診することをおすすめする場合もあります。
当院では、一人一人に対し、医師が的確に診断いたします。

多汗症・わきが 治療について

ボトックス注入


ヒアルロン酸注入と同様にポピュラーで手軽なシワ治療のひとつです。 特に表情ジワに効果を発揮しますが、えら縮小、目の拡大などのプチ整形にも使用されます。また多汗症の治療でも高い効果を発揮します。

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パースピレックス

塗るだけの画期的な制汗剤Perspirex

市販のデオドラント剤は汗を止めるのではなく、臭いを隠す香料でワキの皮膚が発する臭いを一時的に中和する作用を有します。
パースピレックスは市販のデオドラント剤やほとんどの制汗剤とは作用が異なり、汗腺の開口部に一時的な栓を形成することで汗腺での汗の産生を減少または中断させます。この栓は数日後に自然に消退しますが、効果は長く続きます。

パースピレックス
ワキ用 4,400円
手足用 5,500円

セルニュー デオドラントクリーム

セルニューデオドラントクリーム(医薬部外品)は、汗をおさえて気になるにおいをしっかり防いでくれるクリームです。汗に強い処方で、長時間デオドラント効果が持続します。軽くのびて、べたつかない使用感で汗をかきやすい部位にも快適にご使用いただけます。

[ ご使用方法 ]
適量を手にとり、わきなどのにおいが気になるところになじませます。
[ ご使用目安 ]
片側のわきでパール粒大の量が目安です。
1日朝・晩2回、清潔なお肌へのご使用をおすすめしています。
[ セルニュー デオドラントクリームの注意点 ]
わき以外にも足などのにおいの気になる部分にお使い頂けますが、・粘膜および除毛後の肌へのご使用はお避けください。

セルニュー
デオドラントクリーム 2,200円

 

「多汗症」と「わきが」それぞれの特徴と違い

多汗症とワキガは同じワキ汗に関するものですが、仕組みはまったく別になります。

多汗症とは、読んで字のごとく、汗の量が多いこと。
なぜ生活に支障をきたすほど汗が増えてしまうのかというと、神経のバランスが関係しているのではないかと言われています。
なお、多汗症には〇〇ml以上など明確な基準があるわけではありませんので、患者さま自身が気になると感じたら来院していただき、問診を経て治療が始まります。

続いてワキガについてですが、汗腺にはエクリン腺とアポクリン線があり、ワキガの原因になるのはアポクリン腺から出る汗です。
アポクリン線から分泌される汗は体臭の原因になります。ただ、アポクリン線からの汗は実は無臭なのです。ではなぜ臭うのかというと、アポクリン線から分泌される汗には脂質、タンパク質、糖質、アンモニアが含まれています。それを常在菌が分解することで、臭いが発生するという仕組みになります。
ワキガの原因としては、生まれつきアポクリン線が多い、もしくはアポクリン線から分泌される汗の量が多いということが考えられます。

それぞれどんな治療法が有効なのか

多汗症の方におすすめなのがボトックス。
ボトックスは、ボツリヌス菌由来の神経毒素複合体から、A型血清毒素だけを精製し、治療薬として開発された製剤です。

ボトックスには、筋肉の動きを抑制する作用があります。これをわきの下に皮下注射することで、交感神経に作用し、発汗を抑えることができます。

ワキガの方に対しては、デオドラントクリームなどを処方することが多いといいます。
というのも、ワキガを気にされて受診されても、ご本人が思うほどの臭いがない場合が多く、アポクリン線を切除するような手術までは行う必要がないとのこと。

そのため、デオドラントクリームや塗る制汗剤だけでも十分な効果が期待できます。

 

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