ACRS療法
自己血を利用した
サイトカイン療法
炎症免疫療法「ACRS」
ACRSは、ご自身の体内に存在する血小板から抽出される成長因子と抗炎症性サイトカイン(IL-1Ra)を利用する先進的な治療法です。
まず、患者様の血液を採取し、その血液を37℃で培養、成長因子と抗炎症性サイトカイン(IL-1Ra)を増幅させます。これら2つの重要な成分を肌の内部に注入することで、炎症を抑えながら再生能力を高め、肌の健康を総合的に改善する効果が期待できます。
こんな方におすすめ
- 慢性疼痛で全身が痛い、関節が痛い
- 肌の健康を総合的に解決したい
- 自己回復力を高め元気になりたい
- 副作用のない治療を求めている
期待できる効果
加齢性疾患の改善
脱毛、老化(シワ、シミ、ハリ、毛穴の開き、クスミ)など
皮膚疾患の改善
じんましん様血管炎、ニキビ、アトピー、乾癬、酒さ、多発性硬化症など
その他疾患の改善
歯肉炎、歯周病、ドライアイ、膣内拘縮、膣内炎症など
ペインマネジメント
神経痛、変形性関節症、関節リウマチ、痛風関節炎、肩こりなど
発毛への適応
閉経・出産後・遺伝性脱毛
自毛力は、毛包の萎縮と毛根の縮小を誘発する炎症性因子(IL-1)を止めることで、毛包細胞を活性化し角質化能力を再生させます。
-
❶炎症環境が発毛に与える影響は大きいです。
特に、血管新生に対する炎症環境の
影響が重要です。 -
❷ACRSによって、炎症環境を改善させます。 -
❸炎症環境が改善されると、
血管新生と毛包の再生が促進されます。
ACRS治療について
抗炎症性サイトカイン(IL-1Ra)
炎症を引き起こすサイトカイン(IL-1)の働きを抑制し、炎症を軽減する働きを持つたんぱく質です。これにより、肌の再生と修復を促進、肌の赤みや腫れ、炎症を減少させます。
成長因子
細胞の成長や再生を促進するたんぱく質です。これにより、肌のコラーゲン生成を助け、ハリやツヤを取り戻します。
活性化された成長因子は、毛包や皮膚細胞の再生を促し、肌のコラーゲンを刺激して健康的でツヤのある肌を取り戻します。さらに、肌の弾力性を向上させ、加齢によるシワやくすみを遅らせ、改善する効果も期待されます。
抗炎症性サイトカイン「IL-1Ra」と成長因子の量を増幅
-
約10倍に増幅した
成長因子 -
ACRSに含まれる成長因子
FGF・EGF・PDGF・TGF-β・VEGF
ACRSに含まれる成長因子について
- FGF|組織を修復、コラーゲン産生、ヒアルロン酸産生
- EGF|上皮細胞の成長促進、血管新生、創傷治癒を促進
- PDGF|細胞増殖、血管の新生・修復、コラーゲン産生
- TGF-β|上皮細胞・血管内皮膚細胞の増殖・新生、創傷治癒を促進
- VEGF|血管内皮細胞の増殖・新生
炎症を抑制しながら成長因子を投与しバランスを整える治療法

私たちの体内では、炎症を引き起こすサイトカイン「IL-1」と、それを抑制する抗炎症性サイトカイン「IL-1Ra」がバランスを保っています。しかし、このバランスは、閉経や更年期、内分泌障害、感染、外傷、ストレス、汚染、紫外線、加齢、運動などの要因によって崩れることがあります。バランスが崩れると、慢性的な炎症が進行し、細胞の老化が促進されます。これにより、肌の健康が損なわれ、シワやたるみ、くすみなどの老化現象が現れることがあります。
ACRS療法では、炎症を「ブレーキ」、成長因子を「アクセル」として考えます。治療の際に体内のバランスが崩れている場合、成長因子の投与だけでは効果が期待できません。そこで、抗炎症性サイトカイン「IL-1Ra」を利用して炎症を抑制しながら、成長因子を投与することで、バランスを整えます。
体内のバランスが炎症に傾いている時に、抗炎症性サイトカイン(IL-1Ra)と成長因子を投与することで、体内のバランスを正常に戻し炎症を緩和させます。さらに、高濃度の成長因子によって細胞の再生と組織の活性化が促進されます。
このアプローチは、例えば風邪が悪化して持病が重症化するような負の連鎖を防ぐのに役立ちます。肌疾患にも応用され、若い頃のような免疫力を取り戻し、根本治療を行うことで、肌の老化や慢性的な疾患の改善を目指します。
炎症と抗炎症のバランスを整える
慢性炎症・自己回復力の低下
年齢を重ねるごとに成長因子の放出量が減っていき自己回復力の低下へ

若い頃は、成長因子を放出する量が多く自己回復力も早くバランスが保たれます

老化のプロセス
私たちの身体を形成する細胞は、年齢や外部刺激の影響で再生能力が低下し、その結果として病気に至ることがあります。肌の場合、年齢を重ねるにつれて紫外線やストレスなどによって肌細胞の再生力が低下し、シワやたるみ、くすみなどの老化現象が現れ、肌が老けた印象を与えるようになります。また、年齢に関わらず、若い時でもニキビなどの炎症が肌の再生能力を低下させることがあります。この「炎症」は活性酸素を生み出し、活性酸素が炎症を促進する悪循環の中で、細胞やDNAが損傷し、老化が進行したり、病気に罹患したりすることがあります。さらに、炎症は病気や怪我の時だけでなく、生命を維持するために体内に入ってくる食物や空気といった異物に対する免疫機能の一部として常に起こっています。
この免疫機能が働く際に炎症が発生し、異物によって損傷を受けた細胞が修復される際も炎症が起こります。したがって、重要なのはこの生体防御反応である炎症をどのように制御するかです。

ACRSの安全性について
ACRSの安全性について従来のPRP治療法よりも安全性が高い治療法と言えます。さらに、抗炎症性サイトカイン(IL-1Ra)と成長因子を高濃度で使用するため、PRPよりも高い効果を実感していただけます。
この免疫機能が働く際に炎症が発生し、異物によって損傷を受けた細胞が修復される際も炎症が起こります。したがって、重要なのはこの生体防御反応である炎症をどのように制御するかです。
ACRS作成の流れ
ACRS作成
①血液の採取
最初に、患者様の腕の静脈から12mlの血液を無菌的に採取します。※細い針を使用。痛みは最小限に抑えるように配慮しています。

②血液の移し替え
採取した血液は専用のチューブに移し替えます。

③血液の温度管理
チューブに移し替えた血液は、体温と同じ37℃で最大3時間保温されます。※血小板から治癒に役立つサイトカインが放出されます。

④血液の分離
専用の機械(遠心分離機)を使って血液を分離します。※不要な成分を除去し、治療に必要な血清を取り出します。

⑤血清の採取
分離された血清は新しい無菌の注射器に移されます。この血清には、治癒を促進する成分が豊富に含まれています。

⑥細胞濾過
最後に、血清からすべての血小板や血球成分を取り除き、治療に必要な成分だけを抽出します。

症例
おでこへの治療
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施術前 -
施術後|4回目
-
施術後|4ヶ月経過 -
施術後|9ヶ月経過
施術名
ACRS療法
施術のリスク
静脈採血により極めてまれに、吐き気、静脈炎、内出血、神経損傷の可能性があります。(これは一般の採血によるリスクと同等です。)また、ACRSの注入箇所に一時的な疼痛、熱感、赤み、腫れ、または内出血が生じる可能性がありますが、通常は数日で自然に改善します。
ニキビ治療
施術前
施術後|施術1回(7日後)
施術名
ACRS療法
施術のリスク
静脈採血により極めてまれに、吐き気、静脈炎、内出血、神経損傷の可能性があります。(これは一般の採血によるリスクと同等です。)また、ACRSの注入箇所に一時的な疼痛、熱感、赤み、腫れ、または内出血が生じる可能性がありますが、通常は数日で自然に改善します。
頭髪治療|男性
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施術前 -
施術後|施術4回(5週間後)
施術名
ACRS療法
施術のリスク
静脈採血により極めてまれに、吐き気、静脈炎、内出血、神経損傷の可能性があります。(これは一般の採血によるリスクと同等です。)また、ACRSの注入箇所に一時的な疼痛、熱感、赤み、腫れ、または内出血が生じる可能性がありますが、通常は数日で自然に改善します。
頭髪治療|女性 A
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施術前 -
施術後|施術3回(5週間後)
施術名
ACRS療法
施術のリスク
静脈採血により極めてまれに、吐き気、静脈炎、内出血、神経損傷の可能性があります。(これは一般の採血によるリスクと同等です。)また、ACRSの注入箇所に一時的な疼痛、熱感、赤み、腫れ、または内出血が生じる可能性がありますが、通常は数日で自然に改善します。
頭髪治療|女性B
-
施術前 -
施術後|施術3回(5週間後)
施術名
ACRS療法
施術のリスク
静脈採血により極めてまれに、吐き気、静脈炎、内出血、神経損傷の可能性があります。(これは一般の採血によるリスクと同等です。)また、ACRSの注入箇所に一時的な疼痛、熱感、赤み、腫れ、または内出血が生じる可能性がありますが、通常は数日で自然に改善します。
手の皮膚疾患治療
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施術前
化学物質による皮膚やけど -
施術後
施術2回 -
施術後
(2回目から2週間後)
施術名
ACRS療法
施術のリスク
静脈採血により極めてまれに、吐き気、静脈炎、内出血、神経損傷の可能性があります。(これは一般の採血によるリスクと同等です。)また、ACRSの注入箇所に一時的な疼痛、熱感、赤み、腫れ、または内出血が生じる可能性がありますが、通常は数日で自然に改善します。
施術の流れ
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STEP 01
血液を採取し保温庫で3時間保温
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STEP 02
遠心分離機で抗炎症性サイトカイン・成長因子を抽出
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STEP 03
顔全体や気になる箇所へ注入
施術に関する注意事項
炎症免疫療法ACRSを受けた後、約1週間で実感される方が多いです。さらに、この治療法では、2〜3週間ごとに1回の施術を3回から4回続けて受けることで、より顕著な効果を実感していただけます。
リスク・副作用
静脈採血により極めてまれに、吐き気、静脈炎、内出血、神経損傷の可能性があります。(これは一般の採血によるリスクと同等です。)
また、ACRSの注入箇所に一時的な疼痛、熱感、赤み、腫れ、または内出血が生じる可能性がありますが、通常は数日で自然に改善します。料金について
ACRS療法
部位別の必要量について
- 顔全体:1ml~
- 顔全体+首:2ml
- 膝(片側):1ml
- 頭皮:1ml~
- 点滴投与:1ml~
※個人差があります
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ACRS作成費
121,000円(税込) -
ACRS 1ml
77,000円(税込)※ACRS療法は当日施術も可能ですが、培養するのに3〜4時間ほど要するため、当日施術の場合にはご予約の時間帯に制限がございます。