乾燥対策に効果があるセラミドについて

最近、化粧品やボディソープのパッケージに「セラミド配合」と記載されたものが増えてきたように感じませんか?
肌に良い成分であることは何となくわかっていても、実際私たちの肌にどんな効果をもたらしているのかは知らない人もいると思います。
この記事ではそんなセラミドについてご紹介します。

セラミドとは?

私たちの肌は、上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層構造になっています。
そのうちの表皮は、さらに「角質層」「顆粒層」「有刺層」「基底層」の四層になっています。
角質層については聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
角質層は肌の一番表面に位置するので、ホコリや紫外線など外部刺激から肌を守るためのバリア機能が備わっています。セラミドは、このバリア機能に大きくかかわってきます。

健康な角質層は、角層細胞がミルフィーユのように何層にも重なっています。
そして角層細胞と角層細胞の間には、細胞間脂質というものが存在し、水分子や細胞同士をしっかりつなぎとめています。この細胞間脂質の主成分がセラミドで、約半分を占めています。
セラミドは、角質層に潤いを保ち、キメの整った状態にすることで、外部刺激が肌の内部に侵入しないようしている大切な成分の一つなのです。

大切なセラミドが減少する原因

美しい肌を保つためには、セラミドが十分にある状態をキープしなければいけません。しかし、セラミドはさまざまな原因で減少してしまうのです。

・加齢

年齢を重ねると、どうしてもセラミドの量は減少していきます。
もちろん個人差はありますが、50代では20代の約半分まで減少するとも言われています。
若いころに比べて肌にハリや潤いがなくなってきたような…と感じるのはセラミドの減少もあるのです。

・間違ったスキンケア

洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使ったあと、肌が突っ張ったような感覚におちいることはありませんか?
ほかにも、ゴシゴシこすったり、皮脂が気になるからと1日に何度も洗顔したりしていませんか?
こうした間違ったスキンケアは肌への刺激となり、本来肌に必要な成分も洗い流されてしまうのです。

・ターンオーバーの乱れ

肌は一定のサイクルで生まれ変わっています。先ほど表皮は四層になっていると説明しましたが、まず一番下に位置する基底層で新たな細胞が作られます。
作られた細胞は成長しながら有刺層、顆粒層へと押し上げられ、角質層に到達したら垢となって自然にはがれ落ちていきます。これがターンオーバーです。
セラミドもターンオーバーによって作られるので、ターンオーバーが乱れてしまうと、セラミド不足になってしまいます。
ターンオーバーは寝不足、ストレス、偏った食生活などによって乱れてしまうので注意が必要です。

セラミドの種類

エイジングケアとしてセラミドが配合されている基礎化粧品などを使用している方も多いと思いますが、実は化粧品に配合されているセラミドは大きくわけて4種類ほどあります。

・天然セラミド

天然セラミドは動物の体で生成されたもので、比較的人間の角層にあるものと近いとされています。保湿力が非常に高いですが、希少性が高いので高価です。

・ヒト型セラミド

ヒト型セラミドは、酵母などを利用して生成されたもので、別名バイオセラミドとも言います。
人の角層にあるセラミドと似た組織で作られているので、肌なじみがよく、こちらも保湿力が高いです。

・植物性セラミド

植物性セラミドは、こんにゃくや米ぬかなどから抽出されたものです。
セラミドに近い成分ではあるのですが、本来のセラミドと比較すると組成が異なっているので、肌なじみや保湿力という点ではやや劣ります。

・合成セラミド

合成セラミドは、化学的に合成されたものです。
天然セラミドやヒト型セラミドに比べるとどうしても効果は劣ってしまいますが、大量生産が可能なので、比較的リーズナブルです。

まとめ

セラミドは、もともと人間の肌にある成分の一つです。
角質層という肌の一番表面に存在し、バリア機能の一端を担っているので、肌にとって非常に大切な存在と言えます。
しかし、セラミドは加齢や間違ったスキンケア、ターンオーバーの乱れなどで失われやすいので、肌に潤いやハリがなくなったと感じてきたら、化粧品などで外からも補ってあげるようにしましょう。

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